東京愛犬を選んだ大きな理由は、学校内がとても清潔だったこと。事前に何校か見学した際、動物の匂いが全くなくて、どこを歩いても毛1本落ちていない。生徒の皆さんが毎日清掃しているためで、そんな気持ちのいい環境に惹かれました。在学中は植村校長をはじめ先生方が気さくに声をかけてくださり、風通しの良さを感じました。トリマーとして働いて5年になります。トリミングやシャンプーで気を付けているのは、嫌がることは無理にしないということ。特に初めての子は様子を見ながら、「ここまでならいいよ」というところまで。そうして「次はもう少し頑張ろうね」と信頼関係を作っていきます。
以前、預かったワンちゃんのしっぽに1cmくらいのイボがあることに気づきました。検査の結果、早期の癌でした。手術をして幸い転移もありませんでしたが、体調チェックもトリマーの大事な仕事。ワンちゃんをよく見て、飼い主さんともしっかりコミュニケーションを取っていくことの大切さを感じています。将来は自分の店を持ちたいと思っています。安心して預けられ、ワンちゃんもしっぽをブンブン振って来てくれる。そんな場所を作れるよう、さらに勉強を重ねていきます。
昔から犬が好きでトリマーになりたいと思っていた私に、高校の先生が東京愛犬を勧めてくれました。そこからJKCトリマーB級まで取得できること、著名な先生が多く在籍されていることを知り、入学を決めました。
実習の多さに加え、お預かりする犬の飼い主さんとやりとりをしてリクエストに応えるなど、プロのトリマーに近い体験ができています。だからこそ好きな授業は実習。特にブローが好きで、プードルの耳の裏がチリチリにならないようにしっかり伸ばすことにこだわっています。ハサミの使い方はまだまだですが、カットの角度は先生に聞かなくてもわかるようになりました。プードルのカットを極め、シェルティやベドリントン・テリアもトリミングしてみたい。そして自分のサロンを開き、飼い主さんを笑顔にできるトリマーとして活躍したいです。
祖母の家にいる犬と遊ぶのが好きでしつけや育成に興味を持ち、「ドッグトレーナーになりたい」と思いました。いろいろな専門学校の体験入学に参加したなか、村瀬英博先生のトレーニングの素晴らしさを見て東京愛犬に決めたんです「。トレーナー」は特別な資格というイメージでしたが、トイレや散歩「、お座り」や「待て」といった人間と生活するうえで大切なマナーを教えるのだとわかり、身構えずに挑戦できています。
座学で犬への理解が深まるのはおもしろいですし、フレンドリーな先生方が褒めながら指導してくださるので自信になります。実習で犬とのコミュニケーション能力が上がり、プードルの前足のカットが特技になりました。そんな僕の夢は、30歳くらいに友達と個人経営のサロンを開店すること。そのためにも、ここで知識・技術を身につけます。